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【2児育児】子供の夜泣き・癇癪(かんしゃく)について

7歳の娘の時も尽きない悩みがありましたが、やはり4歳の息子の0歳~3歳くらいまでの育児がすごく辛かったです。

(もちろん今でもイライラしてしまって”怒って”しまうことばかりで反省の日々ですが)

 

今回は表題にも書いたのですが”息子の夜泣き・癇癪”について記憶を辿ろうかと思いました。 

癇癪風な性格が強く出始めたのは恐らく1歳くらいの頃だったと記憶しております。(ちょっとしたずれはあるかもですが)

 

もともと夜泣きが激しくて、その延長線上に激しく泣きわめく、だけではなく1歳4か月~5カ月頃に、自傷行為(ちょっと大げさですが)が伴ってしまったのです。

 

激しく泣いて、自分のコメカミを出血するまでかきむしる様になったのです。

 

最初はかきむしらないように、顔にもっていく彼の手を必死で抑えて抱きしめたり、抱っこしたり、おくるみ的要素で毛布でちょっとくるんであげてみたり。効果もなく。彼は泣き止むまで激しくコメカミをかきむしったのです。

 

しかもこの癇癪、彼が気に入らないことがあったり、眠たい時に結構な頻度で起こったんです。

 

時には、チャイルドシートに乗ってて、眠いのに眠れない。そんな不機嫌な時にも起こるんです。運転してたらかきむしる手を握ることもできません。彼のチャイルドシートは血だらけになってました。

 

我が家の血だらけはチャイルドシートだけではなく、布団も血だらけです。

布団カバー何度も洗いました。買い換えました。それでも毎晩眠くても眠れない彼は夜な夜なこめかみをかきむしり、出血し・・・。毎朝布団カバーを洗うなんて非現実的すぎて結局落ちない血痕がいまだに残っています。

 

新生児の時もあまり眠ってくれなかったし、夜泣きも酷かったので、思えば生まれてから3歳くらいまでは本当に眠るのが”苦手”な子だったんだと思います。

 

当時の彼の血まみれ姿を知らない人が見たら、この親は何をしているんだって絶対に思われるくらいでした。何もしていないわけじゃなかったんです。

環境を変えてみたり、違う場所に連れて行ったり。ネットで調べてできることは試したように記憶しています。

 

でも彼の自傷行為(ちょっと大げさですが)は止まらず。

 

そして、ある日保育園から帰宅して、激しく泣きコメカミをかきむしって出血する彼を見て途方に暮れた私は、少し冷静になって

”これから先、彼の癇癪が落ち着いて成長した後、こんな感じだったよと説明できるように記録に残そう”

とふっと思って撮影した動画からキャプチャしたのでブレています。

 

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ビブを見てもらうとわかるのですが、血がついてしまっているんです。

両手がこめかみにあるのがわかるでしょうか。

この両手をもみあげから頬にかけて上下に何度も泣きながらひっかくのです。

あまりにもひどい写真は載せませんが、本当に血が流れるくらいかきむしっていたのです・・・。

 

ママは見ていて本当に辛いとともに、どうしていいかわからないのと、なんでそんなにかきむしるのよ!というそんな気持ちだったと思います。

 

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〇で囲っていますが、これがかきむしった後の傷です。

子供の治癒能力は半端なくて少ししたら消えていくんですが、また自分で傷をつけるので1歳頃~1歳半くらいまではこの傷が残ったままでした。

 

保育園でも、「すいません、昨夜また癇癪で自分をかきむしりまして」と説明して引き渡していたように思います。

 

本当に辛かったです。

 

子供も辛かったのかもしれません。

 

時系列が前後しますが、保育園入園前からこの夜泣きと、かきむしる癇癪は始まっていたので、小児科の先生に入園前に相談に行きました。

傷をみて「どうしたの?」と優しく聞いてくれた先生に対して、「癇癪で自分が泣きながら傷をつけてしまうんです」と思い切って相談してみました。

 

「漢方飲んでみる?」

 

小児科の先生からの提案でした。

ネットで調べて癇癪を抑える?漢方があるということは知っていたのですが、某有名人の方が小さい頃漢方飲んでても全く効かなかった!みたいなことを言っていたので、どうなのかな?と思ったのですが、藁にも縋る気持ちで、

 

「お願いします」

 

と先生に処方してもらいました。

仕事の復帰も控えてましたし、夜な夜な眠れないのも私的にも辛かったので、お願いしてみました。

 

ツムラ抑肝散(ヨクカンサン)エキス顆粒”

www.tsumura.co.jp

 

細かい効能は上記サイトをご確認ください。

イライラや夜泣き、癇癪を抑える効能があるそうです。

 

効果は?

 

我が子の場合、”うーーーーん???”でした。

 

全く効いてないわけでも、めっちゃ効いていたわけでもないのですが、多分半年くらい飲み続けました。正直、飲んですぐに夜泣きや癇癪が無くなる、なんてことは期待していなかったので、当時は私的に漢方を飲んで少し落ち着いてきたかな、と何とか心の中で処理をする1つの材料にはなっていました。

しかし、飲ませ続けていたらいつの間にか、激しく泣いてかきむしることが減ってきました。その後夜泣きも気づいたら無くなっていました。

 

恐らく2歳~2歳半くらいだったと思います。

 

お薬の効果というよりは、成長したからかもしれませんし、少しずつ言葉が出たり違う方法で意思表示ができるようになってきたから、少しずつ寝る”コツ”を彼が掴んだのかもしれません。お薬が徐々に効いてきていたのかもしれません。

”なんで”彼の夜泣きと癇癪が落ち着いたのか原因の特定はできておりませんが、ママとしては彼が自分を傷つけなくなった、ということでハッピーなのです。

 

今の4歳の息子も激情的ではありますが、癇癪、というほどではないように思います。

 

十人いればそれぞれ子供のキャラクターは違うと思います。一概に息子が2歳~2歳半で癇癪が収まったから他の子もそうなのか、というわけではないと思いますし、そもそも癇癪や夜泣きがない子もいます。(上の子は全くありませんでした)

 

でも今、癇癪や夜泣きで辛いと思っているお母さんがいたら、一旦小児科の先生に相談してみるとかも手法の1つではないかな、と思いました。もちろん先生によって考え方も違うので漢方を処方してくれない先生もいるかもしれませんが・・・。

 

という、ちょっと記憶を辿る記事でした。

 

ちなみに4歳の息子は今はオトナ女子のハートを掴むセリフを吐き散らすマシーン(誇張)と化して、元気に日々遊んでおります。