【克服!?】子供の食べ物の好き嫌い
我が家には7歳の娘と4歳の息子がいます。
記憶をたどると、7歳の娘は離乳食を始めてから、ありがたいことに食事で困ったことがあまりなかったように思います。(ひょっとしたら細々としたことはあったかもですが)
4歳の息子は大変だった・・・。そう、今は過去形。月齢(お兄ちゃんになった)ということもあると思いますが、本当に食事の好き嫌いに苦労した息子が最近好き嫌いが減った、というか嫌いなものも頑張って食べるようになった方法をご紹介します。
これはあくまでも我が家の息子にうまく言った方法で、何の科学的根拠もないですし、理由がこれなのか月齢によるものなのかは不明ですが記録&記念として残しておこうかと思った次第です。
息子の野菜嫌い(食べ物の好き嫌い)や偏食がなくなって、頑張って色んなものを食べるきっかけは「はたらく細胞 ブラック」を見たことでした。
◆息子(3)「はたらく細胞!」を見る
以前ブログで、ママがアニメ好きだが、子供に見せるアニメは厳選して血が出ないものなどを選んでいると書きました。
でも「はたらく細胞!」はちょっとした勉強になるし体のことに興味持ってもらえたら将来はお医者さんになってくれないかしら★なんて淡くて軽い期待を抱いてちょっと見せてみたのです。
※丁度2期放送中です!
これはあなたの物語。
あなたの体内からだの物語──。人の細胞の数、およそ37兆個(新説)。
細胞たちは体という世界の中、今日も元気に、休むことなく働いている。
酸素を運ぶ赤血球、細菌と戦う白血球……。
そこには、知られざる細胞たちのドラマがあった。
引用:はたらく細胞!!公式ホームページ
と、このように体の中のありとあらゆる細胞が擬人化され、外部から入ってきたウイルスや細菌を白血球が倒したり、赤血球が体中を駆け巡るかわいいお話です。
※但し、白血球と細菌やウイルスとの戦闘シーンは盛大に血が噴き出します。
娘と息子には横で私が内容を補足しながら見ていました。
「今悪いバイ菌が身体から入ってきたから白血球さんが倒したんだよ」
「血小板ちゃんがかさぶたを作るんだよ」
OPも明るくてかわいい感じなので息子は大層気に入って、何度も何度も見ておりました。
2021年1月~上記にも書きましたが2期も始まり、これまた楽しく見ておりました。
◆息子(4)「はたらく細胞BLACK」に出会う
こちらのお話は同じ「はたらく細胞」シリーズでも先述した平和な身体ではありませんでした・・・。BLACKとタイトルについていたので、ブラック企業的なあれなのかな、と思っていましたが大人が見て耳が痛いお話しでした(笑)
1話では喫煙をすると体の中がどうなるか。ストレスや睡眠不足により体の中野細胞がどんだけ過酷な状況で働いているのか。もちろんフィクションではありますが、見ていて、ああああ・・・身体ごめんね・・・という気持ちになり、健康的に暮らそうと思える作品です。
そんな中で健康な身体で働く赤血球さんが酸素を持って走り回る”通路”は綺麗で、なんの障害物もない通路なんです。赤血球さんの量もすごく多く、皆穏やかに仕事をしています。
一方BLACKの赤血球さんたちは数も足りない、且彼らが酸素を運ぶ通路はところどころに”スライム”のような障害物。凸凹しており台車で酸素を運ぶのはすごく大変。なのに酸素の供給が体中に追いついておらず、走りづらいでこぼこの通路を酸素が入った段ボールを担いで運んでいるのです。
※イメージは公式サイトの1話の場面写をご覧ください。
要は、悪玉コレステロールによって動脈硬化のリスクが高そうな血管の中を赤血球さんたちがブラック案件ヨロシクなハードワークで酸素を運んでる描写だったんです。
BLACKを見た翌日の夕飯。
「ママー、息子ちゃんこれ食べない」
あ、これ通常運転のセリフなんです。
夕飯出して少しでも野菜が入っていたらまずは頂きますのまえに”これ食べない”。”これいらない”。ただ、ママとしては少しでも野菜は摂取してほしい。無理に全部食べなさいという教育はするつもりがなく、少量でも食べればいいや、くらいの気持ちになっています(4年を経て)。
「あー、でも息子くん、バランスよく食べないと、”はたらく細胞BLACK”の身体みたいになっちゃうよ」
この一言がパワーワードでした。
「息子くんの、せっけっきゅー、たいへん?」
「うん。大変だと思う。今すぐああいう身体にはならないけど、好き嫌いしてお野菜もちゃんと食べてあげないと、大きくなったらあーなっちゃうかもよ?」
「じゃあ、食べる」
信じられないんですけど。
本当にこの日から。
家でも、保育園でも、出されたご飯は(減らすこともありますが)、ちゃんと野菜も食べるようになったんです。
息子の偏食は筋金入りで離乳食は、おかゆしか食べず、その他の野菜は全部 ベェと吐きだす。1歳半~2歳くらいまでは本当に1日3本バナナだけ、とかいうときもあり、私は相当悩みました。
レトルトの離乳食なら味も美味しいだろうし→ベェッェエ(吐きだす)
だったら手作り!→ベェエエェ(吐きだす)
バナナを要求される。
バナナしか食べない。
バナナバナナバナナ・・・。
本当に冗談抜きで結構辛かったです。
そんな息子も保育園に入り、少しずごはんは食べるようになりましたが、おかず完食なんてしたこともなく・・・。
そんな感じだった息子が。
「息子くん、最近お給食でお野菜ちゃんと食べてるんです!」
保育園の先生からも指摘されるくらい変わりました!
「何かあったんですか?」
と、聞かれたので。
「はたらく細胞BLACKを見せまして、」
と正直にママは先生に伝えました(笑)
最初に書いた通り勿論4歳になってある程度話していることもわかるようになったし、大きくなったから食べられるようになった、ということもあると思いますが、個人的にきっかけは間違いなく「はたらく細胞BLACK」だったと思います。
ちなみに「はたらく細胞!!」と「はたらく細胞BLACK」はdアニメストア(他)で見られます。